毛沢東とヒトラーはどっちが最悪なのか考えてみた

池上彰さんの"天安門事件毛沢東の失敗"の講義を見て

"毛沢東"について気になっている。

単純に、"めっちゃ悪徳な独裁者じゃんかー、こわー"

という気持ちなのだが、

歴史上、最悪な独裁者と言えばヒトラーと言われている。

史上最悪なのは本当はどっちなの?

なんで、ヒトラーなの?なんで毛沢東ではないの?なんでなんでなんで?

 

気になったので検索してみた。

 

2人の悪事、犠牲者について比較

 

ヒトラーについて

 

・世界の取り決めを無視しまくって他国に戦争を仕掛けた。

・戦争の結果として、自他国共にたくさんの犠牲者が出た。

・ユダヤ人の虐殺→数百万人の犠牲者

 

毛沢東について

 

・自分の独裁体制を確立し維持させるために、敵対する有力者や共産主義を認めないもの、歯向かうもの、ちょっとでも意見を申し立てるもの、などたくさんの国民を殺し続けた。

・独裁政策にりよ大飢饉を引き起こす

→4000万人ほどの犠牲者

 

2人の違い

ヒトラーはユダヤ人を虐殺したが自国の国民は殺していない

ヒトラーは国民を愛し、民族繁栄を推奨していた

・奪った命の数では、圧倒的に毛沢東の方が多い

 

*どちらも悪ではあるが、決定的な違いは

ヒトラーは戦争に負けた国であり、毛沢東は戦争に勝った国である。

 

勝てば官軍、負ければ賊軍

 

例え道理に反しても、何事も強いものや、最終的に勝ったものが正義とされ、負けたものは不正となる。

 

もし、ヒトラーが戦争に勝っていれば、ドイツを救った歴史的ヒーローになっていたということだ。

 

ロシアのスターリンも最悪独裁者だったが、毛沢東同様、戦勝国の人だ。

 

かつては、共産主義とは資本主義国家を脅かしていたそうだが、

そもそも、共産主義ってなぜそんなに恐ろしいの?なぜ資本主義と対立するのだろう?

 

[メモ1]

共産主義とは、産業や富を公的に所有、管理し貧富の差をなくし平等な社会にしようとする考え方

[メモ2]

共産主義とは、元は資本主義国家の時代がある前提のもの、資本主義の時代に高度な交通システム、経済システムなど、ある程度の基盤が確立してから共産主義国家になろうというもの。

 

[メモ3]

上記のような本当の意味での共産主義国家は歴史上 存在しない。

 

権力者が民衆をまとめるには共産主義の方が都合がいい。

共産主義を目指すにあたり、国民たちの統治のために資本主義は悪だと仕立て上げた。

"対立"は昔から、国の連帯感を作り出すための政治的策略。

 

※注:↑自分の思った事なので当てにならないかもしれません。信じないで下さいね。w